一張一弛
一張一弛という言葉を時々思い出すようにしています。
水戸の偕楽園を作った方の言葉ですが、
一つ張ったら一つゆるませる。
不登校のことになると張り詰めてばかりいる自分に気づきます。
どうしたら漢字を書けるようになるか、やどうしたら計算できるようになるか、規則正しい生活とか食事とか。
それは私は一度取っ払って考えていいと思っていますが(何事も経験してみることが大事で、そこにいい悪いの評価をなるべく入れないようにしたいからです)
本人の苦しんでいる姿とか劣等感を負っている辛さとかをみると張り詰めてしまいます。
でも、親が共感することは大事だけど、
同じように張っているとなんとなく悪循環になるような気がして、ああ、そうだ、とふっとゆるめるようにため息をついてみることがあります。
呼吸をすることを時に忘れていることもあったりするので…。
あとは実はこう思っていたんだあということに期待せずたどり着いた瞬間にすごく体がゆるむことがあります。
もしかしたら、これのことを偕楽園のお殿様は言っているのかなあと思うことがあります。